ユーザーの権限ロールについて
“Automail”は、管理者と顧客という2つの異なる権限ロールをサポートしています。 各ユーザーには、これらの権限ロールの片方または両方を持たせることができます。
• 管理者権限を持つユーザーは以下のことが行えます。
o ユーザー、グループの管理
o プラン、サブスクリプション、支払いと請求の管理
o 送信サーバーの管理
o バウンスハンドラおよびフィードバックハンドラの管理
o アプリケーション設定の管理
o アプリケーションのテンプレートライブラリや各種アセットの管理
o その他
• 顧客ユーザーは実際にメールリストやキャンペーンを取り扱うことができます。
o コンタクト、リード、メールリストの管理
o キャンペーン、自動化の管理
o 独自の送信ドメインの管理
o その他
注:管理者と顧客の両方の権限ロールを持っているユーザーは、ログイン・ログアウトを繰り返すことなく、管理者用コンソールと顧客ユーザー用コンソールを切り替えることができます。
最初のキャンペーンを作成しましょう
メールキャンペーンを送信するためには、以下のものが必要となります。
• 実際にメールの配信を行うための、送信サーバーもしくは送信サービス
• メールを送信する送信先のメールリスト
4.2.1. 送信サーバーを追加しましょう
システムには最低でも1つの送信サーバーが必要となります。 ”Sending “から”Sending Servers”と進み、送信サーバーの種類を選択して追加します。 なお、送信サーバーの追加は、管理者権限を持つユーザーか権限を持った顧客ユーザーのいずれかで実行できます。 詳しくはSAASドキュメントの2.4項に記載されています。
バージョン3.0.0の段階で、”Automail”は以下の送信サーバーをサポートしています。
• 標準SMTP:内部/外部のSMTPサービスを介してメールを送信します。
• Sendmail:ホストサーバー上のsendmailプログラムを使い、直接メールを送信します。
• PHP Mail: PHPのmail()関数を使い、直接メールを送信します。
• Amazon SES API/SMTP:AmazonのWeb APIまたは標準的なSMTP接続を使い、Amazon Simple Mail Serviceを介してメールを送信します。
• Mailgun API/SMTP:MailgunのWeb APIまたは標準的なSMTP接続を使い、Mailgunを介してメールを送信します。
• SendGrid API/SMTP:SendGridのWeb API(v2)または標準のSMTP接続を使い、SendGridを介してメールを送信します。
• ElasticEmail API/SMTP:ElasticEmailのWeb API(v2)を使い、メールを送信します。
• SparkPost API/SMTP:ElasticEmailのWeb APIを使い、メールを送信します。
• その他、今後追加予定
4.2.2. メールリストとキャンペーンを作成しましょう
顧客ユーザーは、購読者を管理するためのメールリストを作成することができます。 ”Lists “から”Create List”とすすみ、メールリストを作成してください。 これで、リストに購読者を追加したり、”Automail”の購読フォームで購読を受け付けられるようになります。 また、CSVファイルから購読者をインポートすることもできます。
メールリストの準備ができたら、リストに送信するメールキャンペーンを作成しましょう。 ”Campaigns “から”Create Campaign”に進み、送信するメールリストを選択し、手順に従ってキャンペーンを設定して送信します。
これで完了です。 キャンペーンのメール配信状況(送信済み / バウンスメール / 開封済み)は、キャンペーンの統計画面でいつでも確認できます。